長期旅行をするにあたって、ある程度の生活用品が必要になります。
それらの荷物をまとめるものなので、機能や容量は是非ともこだわりたいところ。
このバックパック選びにはかなりの時間を費やしました。
まずは大きさ。
30Lでは小さすぎるけど、50Lを見ると
「これがパンパンになったら背負えるかな...」
と不安に思いました。
私は身長も低いし小柄なので、あまりに大きなものを選ぶと逆に鞄に背負われてしまうのではないかと。
なので40Lか45Lくらい、最大でも50Lまでというのが妥当でしょうか。
というか、これで入りきらなかった荷物は持っていく必要のないもの!と割り切って荷造りしようと思います。
次にバックパックのタイプ。
これが実に悩んだ!!
王道の背負うバックパックでいくか、それとも背負って更に転がせるキャリー付きバックパック(ソフトキャリーバック)にするか...
まずは双方のメリット・デメリットを考えてみました。
【背負うバックパックの場合】
●メリット
・軽い(1.5kgぐらいのものが多い)
・多くの旅行者が選んでいる
・キャリー付きに比べて価格が安い
・両手が空く
●デメリット
・身体(特に肩)への負担が大きそう
・背負う以外選択肢がない
・大きなバックパックとデイバックの両方を担ぐのがダサい
デメリットの3つ目に関しては個人の見解ですが、よく日本でも見かける欧米人のバックパッカーさん達がバックとバックでサンドウィッチしてる状態、あれが動きにくそうに見えてならんのです。そしてそれがダサい...
(してる人、ごめんなさい。あくまでも私の見解です。)
【キャリー付きバックパックの場合】
●メリット
・身体(肩)への負担がない
・背負うこともできる
・お洒落
●デメリット
・重い(4kg前後のものが多い)
・両手が空かない
・階段では担ぐか背負わなければいけない
最初は背負うバックパックにしようと思っていました。
でも、キャリー付きバックパックを利用している旅行者のブログで
『これはもう間違いなかった。鉄板。激烈にオススメ。旅の途中からはむしろ、他の人が何でわざわざバックパックを担いでいるのかがまったくもって理解不能。何なら何コレ珍百景に登録してもいい。出発前に想像していたよりも遥かに転がせる道が多かった。背負う機会がなかったので圧倒的に楽だった』
と。
『想像していたよりも遥かに転がせる道が多かった』
これが私の中で連呼しました。
実際にそのキャリー付きバックパックを見てから決めようと思い何軒かお店を回ったのですが、背負ってみると背中の部分が収まり悪くてどれも微妙。
当然、転がすことを目的に作られているので背負う機能は二の次なのです。
先程の記述にあったように「背負う機会がない」といえど、半信半疑で不安はぬぐえず...
それに比べて、さすが背負うバックパックは背中部分の通気性が良いのなんのって。
「やっぱり背負うタイプかなぁ~」
って思っていたところ、ついに出会いました!!
ソロツーリストのキャリー付きバックパック!
実際に背負ってみると背中部分にクッションが付いており背負い易い!
通気性も良いし、腰にしっかりとしたベルトが付いているので肩への負担も少なそうです。
持ち運びハンドルがファスナーで収納可能だし、重さも3kgとキャリー付きバックパックの中では比較的軽い。肝心の車輪も大きくてしっかりしてます。
大きさは55Lと45Lの2種類があったので45Lをチョイス。
私がコレに決めた理由は背負い易さもありますが、旅行者の使い勝手をとことん追及して生まれたというコンセプトが気に入りました。
取り外し可能なデイバック付きで、収納機能も色々付いてます。
そしてファスナーがロックスライオダー(YKK製)なのでセキュリティーもバッチリです。
ここ!私的にとても重要なんです!
以前、バックパックに南京錠を付けていても簡単に開けられてしまう方法をyoutubeで見たもんですから、すごく気になっていました。
その点もこのソロツーリストなら安心です。
<南京錠を付けていても簡単に開けられてしまう方法動画>
http://www.youtube.com/watch?v=iP1TVcr1HP4
あとは、なんといっても価格が安い。
私が買ったスイッチパック45Lは19,425円でした。(55Lは19,950円)
今まで見てきたキャリー付きバックパックは大体3万円前後が多かったので、お財布に優しいです。
とは言うものの、このバックパックは餞別として母がプレゼントしてくれました。
同じソロツーリストで最後まで迷ったのがコレ
開け口が絞りではなくファスナーになっていることがポイント高かったです。
普通、バックパックって登山用のものが多いので、ここの作りが絞りになっています。でも絞りってセキュリティー的にどうなのよ?って思ってたので、ファスナー式に安心感を持ちました。
内部は上下2気室になっていてファスナーで1気室にすることもできます。価格は40Lが10,500円、50Lが12,600円と破格。
ただ、最終的にキャリー付きに決めたのは母のこんな一言。
「コレ持っていって、やっぱり背負う形にすれば良かったって思ったら途中で日本に送りつけて別のものを旅行先で買えば良いじゃない」
って。
なるほど。それもアリだなと。
こんなにもキャリー付きが気になっているのだから一度買ってみようと思えました。
タイとかこんな背負うバックパックは腐るほどあって日本の3分の1程の低価格で買えるみたいですしね。
そんな母の一言に背中を押され、晴れてキャリー付きバックパックを購入することができました。
コレに決めるまでに何日も連れまわしたので、最後のほうはかなりイラっとしてましたよ。
ごめんよ。
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【私のバックパックデータ】
●ソロツーリスト
※取り扱っているお店が少ないです。ネットで購入できますが、実物を見たいという方は東急ハンズやLoftで探してみてください。
ちなみに、バックパックを探すならスポーツ用品店よりも旅行用コーナー・旅行用品店で探すのがオススメです。スポーツ用品店にあるのは大概登山用バックパックで、登山用って「いかに楽して中身を出せるか」を考えて作られているので、横にファスナーが付いていたり、開け口が絞りになっていたりとセキュリティー面で不安を感じました。
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一葉ちゃん (金曜日, 09 11月 2012 22:41)
おもろい!!
おばちゃんとのやり取りが想像できる!!!
一葉さんへ (土曜日, 10 11月 2012 23:54)
最後は『もうお手上げ!』って感じでしたよ。笑
それでも、一緒に悩んで考えてついて来てくれたことが何より嬉しかった。
ムラモ (金曜日, 23 11月 2012 11:23)
おばチャンの言葉・・・凄い説得力あるし、なるほど!!ってあたしもなった笑
しかし、みーたんは下調べもやし、色々考えてて偉いわ!!
まあ、それだけ世界一周するという事は簡単ではないんやろうね・・・
今までで、世界一周行ってくるわ!と言って、数日で帰ってきた人もきっと少なくないんやろうね~
あたしの、昔からの・・・とりあえず正露丸あれば大丈夫!では、即帰国やね笑
ゆかり (日曜日, 25 11月 2012 12:12)
はじめまして!来年一月出発予定です(^^)私いままさに、バックパックのタイプで悩んでいましたが、この記事みてこれいいな!!って思いました!背負うタイプのものに気持ちが固まりかけていたのですが、、、参考にさせてもらいます!*\(^o^)/*
ミチルより (月曜日, 26 11月 2012 06:28)
ムラモさんへ
いやいや。それでも準備不足でしたよ。
でも、正露丸はバッチリ持ってます!
ゆかりさんへ
初めまして^o^読んでくれてありがとうございます★コメント嬉しいです!持って行った感想ですが、初め荷造りしたらパンパンで、やっぱり55Lが良かったと一瞬思いました。でも、今は無駄な物が多すぎると感じているので、そのうち丁度いいなと思えるようになると思います。そうなることを願います!キャリーはやはり身体が楽です!が、カオサンに関してはとにかく人が多いので周りの人を気遣いながら転がします。それが少ししんどいです^^;周りのバックパッカー達はやはり背負うタイプが多いです。が、キャリーもちらほら見かけますよ^_^ほとんど空港→宿の間しか使わないので、私はキャリーに満足しています。
よい旅を!