アメリカ:SFのカストロを歩く

 

サンフランシスコ観光その4

 

カストロに行ってまいりました。

 

 

カストロっていうのは

 

 

ゲイのメッカ(聖地)

 

 

なんでもゲイコミュニティーが確立されており、ちょっと変わった日常を味わえるのだとか。

 

あの、ゲイの政治家ハーヴェイミルクが政治家になる前に営んでいたカメラ屋もここカストロにあるそうです。

 

 

 

ハーヴェイミルクって人、知ってます?

 

ハーヴェイはアメリカで初めて「自分はゲイだ」と公表して選挙で選ばれた公職者なんです。

 

でも、議員に就任してから1年も経たないうちに政敵に射殺されちゃって

 

それに怒った同性愛者達がサンフランシスコで広範囲にわたる暴動を起こしたんだそうな。

 

 

ハーヴェイは1999年『タイム誌が選ぶ20世紀の100人の英雄』の一人にも選ばれた人

 

この事件のことは「MILK」という題名で2009年に映画化までされ、

 

アカデミー賞では主演男優賞と脚本賞の2部門も受賞をしました。

 

 

 

これも、帰国したら絶対に見たい映画の1本になりましたね。

 

 

 

そんなハーヴェイ信者も多く住むと言われているカストロを歩きます。

 

 

 

カストロに着くと、まずは巨大なレインボーフラッグがお出迎えしてくれます。

 

カストロ駅にたつレインボーフラッグ
カストロ駅にたつレインボーフラッグ

 

旗は「赤・橙・黄・緑・青・紫」の6色で構成されており、

 

LGBTコミュニティーの多様性を表しているのだとか。

 

L:レズビアン

G:ゲイ

B:バイセクシャル

T:トランスジェンダー

 

この旗はカストロの至る所で目にすることができます。

 

カラフルなので、いっぱいあると街も明るく見えますねー

 

 

実際に行くまでは、もっとこう、隠してるというか

 

ゲイの街というのをあまりオープンにしてない様子を想像していたのですが、

 

街には「どうぞ見てくれ」と言わんばかりにゲイの広告や看板やショップを目にしました。

 

広告になぜかゲイっぽい男性のからみ
広告になぜかゲイっぽい男性のからみ
アダルトショップの入り口の看板。中はもっとすごいぜ。
アダルトショップの入り口の看板。中はもっとすごいぜ。
ローラースケートを履き、セクシーな美脚をアピールする青いレオタード姿の男。服の表にはなぜか「OBAMA」の文字が。
ローラースケートを履き、セクシーな美脚をアピールする青いレオタード姿の男。服の表にはなぜか「OBAMA」の文字が。

 

街で一番目につくのは男性向けのアダルトショップ。

 

店内で写真は撮れなかったのですが、小道具とかコスプレとかレプリカとか

 

店内ところ狭しとたくさんのグッズが並びます。

 

 

もう、どこ見ていいのかわからなーい

 

 

これなんかお店の名前すごいですよー

 

青い屋根に店の名前が
青い屋根に店の名前が
「MOBY DICK」
「MOBY DICK」

 

わからない方は是非、辞書をひいてみましょう

 

わたしも教えてもらいました。

 

 

カストロでは有名なカストロシアター

 

チケット売り場もレトロ
チケット売り場もレトロ

 

ゴシック調の外壁が歴史を感じますねー

 

 

 

先程紹介したハーヴェイミルクの名前をとったカフェもありました。

 

 

褐色の壁が落ち着いた雰囲気をだしています。

 

外からちょこっと覗いたのですが、中のお客はウソのように男性ばかり!

 

あそこも、ここもカップル

 

向かい合って、見つめ合って

 

そういう目で見ているからかもしれませんが、中に入るのを躊躇してしまう程の男性率でした。  

 

 

さすがはハーヴェイ

 

 

観光名所にもなっているカフェだったので、入りたかったのですが

 

さすがにあの輪に入るのは気まずい雰囲気なので、

 

近くにあったピザ屋さんで遅めのブランチをとりました。

 

チェーン店の「ESCAPE FROM NEW YORK」
チェーン店の「ESCAPE FROM NEW YORK」
耳まで美味しかったピザ
耳まで美味しかったピザ
ハーヴェイ
ハーヴェイ

 

天気も良くて気持ちいいから、窓側の席に座って

 

行き交う人たちを見ながら「美味しいねー」って言いながら食べてたら、

 

 

ぉお!?(゚ロ゚屮)屮

 

 

 

 

全…裸?!  

 

いや、見間違いかも・・・

 

だって、さすがにこんな日中に・・・

 

 

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

 

 

 

見間違いではなく、全裸。

 

しかも、結構いい体つき。

 

 

ここカストロでは昼夜に関わらず全裸で歩く超フリーダムな男性方がいらっしゃるとネットにも載っていました。

 

 

まさかこんなに簡単にお会いできるとは

 

 

もぅ写真撮りたいんだけど、撮ってはいけない気がして、でも撮りたくて・・・ってうずうずしてたら

 

 

「自由に撮っていいんだよ」って彼の方から優しくそう声をかけてくれて

 

遠慮なく撮りまくりました。

 

 

私の友達がなぜかこの男性とやたらと仲良くなり、

 

それは法律的に大丈夫なのか?って聞いたら

 

「実はこの2月から禁止になるんだ。だから君達は本当にラッキーだね!」

 

って言われました。

 

(^o^;) アハハ

 

 

写真撮ってもお金を請求する様子もなく、

 

終始穏やかな笑顔で愛想よく

 

ずっと私達とおしゃべりしてくれました。

 

 

初めは彼のどこを見たらいいのかわからず目がキョロキョロしましたが、

 

これが慣れてくるもので

 

逆に服を着てる私達のほうがおかしいんじゃないかって

 

そうは思いませんが

 

握手した彼の手は大きくてとても温かかったです。

 

ちゃっかり記念撮影
ちゃっかり記念撮影

 

いやぁ

 

大きかったですねぇ。

 

 

 

え?

 

心がですよ。彼の心の広さ。

 

 

 

なに想像してるんですかー

 

 

 

よく見るとあっちにも、こっちにも全裸のおじ様たちがいましたね。

 

でも私たちが喋った彼が一番良い体してました。

 

 

 

最後お別れするときに名刺までもらっちゃって

 

どうやらヌードモデルをしているそうで

 

その名刺ももちろん全裸で、まるでダビデの彫刻のようでした。

 

 

街は小さいながらも、かなり刺激的

 

そんなカストロは一見の価値あり! でした。

 

全裸のおじ様たちは2月までの限定!

 

 

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何気に右上にも全裸のおじ様
何気に右上にも全裸のおじ様

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コメント: 8
  • #1

    けいすけ (火曜日, 29 1月 2013 08:07)

    カストロってキューバのカストロかと思いきや…そんな素敵な街なんや!LAの同じような街に遊びに行ったけどカストロの方がパンチが効いてるな!この街も俺が好奇心と興味をグイグイ引っ張ってくれる街やな!アメリカ万歳!

    『MILK』っちゅう映画も観よう観ようと思うてた映画やから俄然観たくなったわ!

  • #2

    シロナツ (火曜日, 29 1月 2013 10:26)

    美しい街サンフランシスコにもいろんな顔があると知りました イヤー勉強になったわ 多民族国家のせいですかね この価値観の多様化は 世界を回るとこの価値観の多様化を知って精神的には解放されるね

  • #3

    どうじまま (火曜日, 29 1月 2013 10:47)

    ほへ~
    ほへ~

  • #4

    ミチルより (火曜日, 29 1月 2013 12:57)

    けいすけさんへ
    私も「MILK」は帰ったら絶対に観ようと思います。youtubeで予告編観ただけでもワクワクしますよ!カストロのゲイはみんなカップルばかりでした。独り身で相手を探してるっていう感じはなかったので、タイよりは男性は安心して観光できるかも?

    シロナツさんへ
    最後がなんとも奥深いといいますか、全く意味がわからないといいますか。とにかく世界には色んな人がいるんだなと、また考えさせられましたね。

    どうじままさんへ
    私も裸のおじ様を見かけたときはそんな感じでした!笑

  • #5

    しぉん (水曜日, 30 1月 2013 00:22)

    あたしはゲイに恋するコトが多いからカストロに行って修行しよーかしら(*´∀`)w

  • #6

    ミチルより (水曜日, 30 1月 2013 03:17)

    カストロのゲイはすでにカップル成立済みの人達が多かったですよ(´・_・`)でもみんな優しそうなオーラを放っていました★日本にもこんな場所があってもいいと思います^o^

  • #7

    sex tel (金曜日, 17 11月 2017 20:43)

    krzem

  • #8

    źródła (土曜日, 18 11月 2017 00:19)

    koekwacja

プロフィール

名前:ミチル  性別:

年齢:27歳    血液型:A型

前職:ウェディングプランナー

趣味:映画鑑賞

2012年映画館で観た映画の数: 77本

特徴:無類のネコ好き。

世界中に愛人(愛ネコ?)をつくる予定。 

好きな猫のタイプ:

雑種のデブ猫。多少臭くても大丈夫。